第7回【石材業者を選ぶときのポイントは?】

墓石を扱う石材業者の仕事には、石材の販売、石材の加工、建墓の工事、工事に関わる手続きがあります。墓石に関することで重要なのは、石材の質もそうですが、設置工事の仕方や、その後の法要や墓石の維持・管理に関わる事柄です。

良い石材を、きちんとした施工法で、その墓地に適した状態で設置することが、何よりも大切です。

 

☆施主の事情が相談できるか?☆

施主をはじめとする家族が、そのお墓に対して抱いている、こうしたい、ああしたい、などという思いを大切に考え、相談に応じてくれる業者に依頼するとよいでしょう。

 

☆地質構造を調べてくれるか?☆

お墓も土台などの基礎工事が大切です。大雨で基礎が崩れたり、地面が陥没したりして、墓石が倒壊することを防ぐために、墓地の地質の構造や水の流れなどのことをよく調査する必要があります。

☝調査体制の整っている業者を選ぶことも大切ですが、その墓地で長年お墓造りをしてきた業者を選ぶ、という選択肢もあります。

 

☆価格が明確か?☆

信頼のできる業者なら、見積もりの根拠を明確にわかりやすく説明してくれます。その場合、石材については、一つ一つ価格を明示し、工事費についても、工事一式などとはせず、カロート工事、外柵工事、などと分けて明示してくれることも必要です。

 

☆施工したお墓が見られるか?☆

石材業者の知識や技術などの程度は、その業者が実際に建てたお墓を見ると、いっそう分かりやすくなります。工事中であれば、仕事の丁寧さも分るでしょう。

☝遺骨の埋蔵の仕方を大事にするなら、カロートの造り方も、工事中に見ておく必要があります。

 

☆アフターサービスがよいか?☆

お墓もメンテナンスが必要です。墓石を長い間に渡って維持していくための、アドバイスをしてもらえることは大切です。

☝墓石のクリーニングやお墓の清掃をはじめ、お墓の管理に関する事務などを代行してくれる業者もあります。

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    42 + = 45